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新潟市のプリザーブド&アーティフィシャルフラワーデザイナーの日常
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iPad とか・・・
Apple社の iPad が5月28日に発売なのだそうですね。

   

先日、テレビでiPadとかAmazonキンドルとかの電子書籍の簡単な紹介をやってたので
思わず見ちゃいましたけれど、すごいなぁ・・・の一言。



iPhone やら iPodすらいまいちな私ですから、こういうものにあーだこーだいえる立場ではありませんが
単なる本好きな一読者として、なーんとなく感じたこと。


よろしかったら続きをどうぞ。



電子書籍の説明をテレビで聞いてたら、ダウンロードして読める児童書には、
絵が動いたり音が出るものもあるのだとか。
えーっ、そんなのテレビとおんなじじゃん。

そういうものが世に出てきたことが問題なんじゃなくて
だんだんと世の中の媒体が1つにまとめられつつある事実が、私はコワイ。

本といえば絵本や文庫、写真ならアルバム、電話番号といえば分厚い電話帳、
なんて面倒なことをいちいちやってた時代の方が
余計な、かつおもしろいオマケがいろいろ発生して楽しかったんじゃないかと思ったりします。
(例えていうなら辞書とか電話帳。 調べ物しててたまたま変な名前や言葉を見つけたりすると、
それだけで楽しかったりするよね)



私にとっての本って、
ただ単に情報や物語を取り込むだけものじゃなくて、空気・空間の一部みたいなものだったりします。

冬の寒い日ともなると、本という名の紙の集団は、冷たい空気の温度までも吸い込んで
手に取ってみると、ページの中までそれはそれは冷たくなっていたり
人に借りた本であれば、なんとなーくその人の家の匂いが染みついているものもあったり
裏表紙にコーヒーの輪染みがついてたりとか。
本とは直接関係ない、そんな取るに足らないことが、そのときの一連の思い出を作り上げてしまうことがあります。

子供の頃、私の部屋が父の所蔵する大量の本の置き場になっていたので
寝るときにいつもムリヤリ視界に入ってきた「月と六ペンス 」(サマセット・モーム) だとか、
どくとるマンボウ航海記  」(北杜夫)だとかの題名を見ながら、いろいろ想像したりしてました。
(ちなみに、月と六ペンスはアポロ11号の話で、どくとるマンボウ航海記は海賊の話だと思っていた・・・ホントは全然違うけど)



目で見て、耳で聞いて、手で触って、口に入れて確かめてみる。
これって3歳くらいまでの子供の行動そのものですが、あれは人間の原点なのですね。
大人になって、そんなことほとんどやらなくなっても、やっぱり一気に省くのはどうなんでしょ。

五感を通じて入ってきた取るに足らない記憶。
例えばいい匂いがしたとか、ぬくもりのある温度だとか、肌触りのいい服だとか。
人生って、案外そういった なんてことない出来事に一喜一憂しながら過ごしている時間の方が長くて、
毎日がそんな五感の楽しみの積み重ねだったりします。

この本のページの質感っていいよね、ペラッとしてるのに破れにくくて丈夫だよとか
このペンの書き味、いいよね、キレイな字が書けて気持ちいいよ、とか 
「うんちく」って言葉を辞書でひいたら、となりに「うんち」が載ってたよ、とか。

そんな小さな楽しみが積み重なると、生活ってほっこり楽しくなる気がします。

パソコンのキーボード打ちばかり速くなってしまった私が、こんなこというのもなんなんですけれど・・・ね。




posted by Reiko | 00:00 | my favorit | comments(0) | trackbacks(0) |
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