新潟市のプリザーブドフラワー・デザイナーの日常
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みんなそれぞれ必要とされているんだよ
先日、予約していたマイケルジャクソンの「THIS IS IT」が届いたので観ていたら 
ダンサーのオーディション風景で、MJのセリフにこんなものがありました。

香りのない造花はいらない。

花を人間に例えて、こんな風に表現したのだな〜
またか。造花はやっぱり生花に劣ると捉えられるんだな。

以前、新聞で新潟市古町のスナック店を経営している女性オーナーが、こんなセリフを。

十年前に比べてお客は半分以下。
それでも店内に飾る花を造花にするようなことはしたくない。


ここでもまたか。。。 造花やプリザーブドは、イミテーション・偽物という観念が
相変わらず強いんだな、この世の中は。
インテリアや、造形物の一種としては捉えてもらえないものなのか?

たしかに
香りがないから香りをつけようというのは安易だと思う。
枯れてゆくからいいという生花の良さに、追いつこうとする必要もなければ
対抗する必要もないんだと思う。

私は生花もプリザーブドも どっちもそれぞれ好きなんです。



今、レッスンに来られている生徒さんの中に、
生花の花粉アレルギーをお持ちの方がおられます。
家にも庭にも生花は一切飾れないので、プリザーブドに出会えてうれしいと顔をほころばせてくださる様子を見ていると、この仕事をしていてよかったなと感じます。

そして私自身も、以前、一ヶ月間の入院経験があり
お見舞いにいただいた生花の香りで嘔吐してしまったことがあります。
花瓶がなくて枯らせたことも。

生花・鉢物・プリザーブド・アートフラワー。
それぞれみんな良さがあって、場に応じて心を癒してくれるものであれば
それでいいのだと思っています。
人間も同じですね。
それぞれの役割があって、それぞれいろんな場所で必要とされて生きている。
他人と比べる事はないのです。

生花は、「気」をもらえるというけれど
「気」を持たない造花やプリザーブドは、作製する人間が気を与えてゆくものなのだと
私自身は捉えています。
生きているものから得られる「気」に頼れない分、
デザイン力や構成力が大いにモノを言う世界。
絵や彫刻のように、物質からだけでも十分感動がもらえるように作ること。

そしてもう一つ、飾る側の観念も、ひょっとしたら大切なのかも。
ホコリをかぶってるようなものは飾らないでね、とか。

おお、そうか、私が伝えていくべきことは、そういうこともあるんだな・・・



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